NASA[なさ](参考)
SF大会でいつか、「ライトスタッフ」と続けて上映したいですなぁ。
NASAそのものについては大元帥御自身の著書をお読み下さい。良く知ってる人も知らない人も楽しめること請け合いです。
21MM392[にーいち・えむえむ・さんきゅうに](ジェイムスイン教授シリーズ)
二重星[にじゅう・せい](参考)
他でも書いたが、冥王星とその衛星の関係も、地球と月以上に二重星な関係のようである。
20メートルトン水爆[にじゅう・めーとる・とん・すいばく](銀河パトロール隊)
「光速の数百倍の加速度」などと並ぶ傑作「スミス語」の一つと言うべきか?
2000年前のハスの花[にせんねん・まえ・の・はす・の・はな](参考)
「大賀ハス」は町田市相原の円林寺などから薬師池に贈られ、今でも約3000平方メートルのハス田を覆っており、盛期には数百個の花を咲かせるのが見られる。
大抵は古代生物(ゴジラとかラドンとかですな)の強靭な生命力について問われて、「ついこないだ(注.これは昭和30年前後の作品)も2000年前のハスの花が花を咲かせたじゃないか。生命力というものについて我々の知識など微々たるものさ。」などと得意そうにいうのである。
池袋文芸座地下の東宝特撮映画のオールナイト上映会などでこのセリフが出ると、誰からともなく拍手が沸いたっけなぁ。
演技とは言えいかにも楽しそうなその口調から、平田昭彦氏ご自身もお気に入りのセリフだったように思えてならない。氏がもう少し生きておられたら、平成版ゴジラにおいてもこのセリフが聞けたかもしれない。誠に残念である。
ニードル・ビーム[にーどる・びーむ](銀河パトロール隊など)
たとえ細いビームでも、スクリーンを貫通してピンポイントで重要部分を破壊すれば防御スクリーン全体を無効にしたのと同じ、と言う訳で敵艦をなるべく傷つけずに拿捕するために使用される。
日本SF大会[にほん・えすえふ・たいかい](参考)
大会というと「政党の党大会」のように特定の目的のために集まるという印象が強いが、こちらは「とにかく集まって楽しく騒ぎましょう」という内容であり、正しく「お祭り」と言うべきであろう。
SFファンという人種はその歴史を通じてメジャーになったことがなく、ややもすると孤立しがちであるため、このような同好の士の集まりは貴重であり楽しいこと極まりない。
ニュートリノ[にゅうとりの](参考)
このニュートリノというやつは太陽からも相当量が放出されているらしいのだが、余りにも小さいため他の粒子と反応する確立が非常に非常に小さく、我々の肉体どころかこの地球さえもズボズボ貫通してしまいほとんど何の痕跡も残さないそうである。
ニュートロ・ニューム[にゅーとろ・にゅーむ](スカイラーク3号など)
あらゆる反応に対して考えつく限り最高に安定している物質、と思われる。
そのユニークな形状(龕灯形)と修理保証期間の長さ(製造中止後4000万年)で良く知られている。
普通は月は地球の衛星という扱いなのだが、太陽系のほかの惑星/衛星系と比べて見るとほとんど二重性と言っても良いくらいである。
考えれば考えるほど理解に苦しむ用語である。しかしながら「とにかく強力な爆弾らしい」ということだけはきちんと伝わってくるのがスゴイ!
最近はアニメーションやコミックのファンも増えて以前とは多少の様変わりをしているという人もいるが、何しろ筆者自身がそうした世代の最初に属しているので、本当のところ良く分からない。(と言うか、それほどの違和感は感じない。)
その名の通り、電気を帯びない(中性の)非常に小さな素粒子で、その質量は本当に0であると言われた時期も合ったほどである。電子の13000分の1程度の質量を持つと言う説もあるが、何しろ捉えるのが非常に困難なもののため、良く分かっていないようである。
このように貫通力の極めて強い粒子なので、超長距離通信に利用すれば好都合である。電磁波が到達できない星間物質に満ちた領域でさえ、ニュートリノ通信なら信号を伝達できるかもしれない。ただし、受信するのも並大抵では不可能で、おそらく最小でも惑星クラスの受信アンテナが必要なのではあるまいか。
従来見逃されていたこれだけの質量が追加されるとなると、これらが引き合う重力は無視できず、遠い将来ビッグバンの勢いにブレーキがかかることは必至で、再びこの宇宙が収縮に向かうのに十分な量となるのだそうだから、これに質量があるかどうかは大問題である。まあ、我々の生活には当面関係はないと思うが...
質量が本当に0がほとんどなく、この宇宙でもっともありふれた物質で(つまりこの宇宙空間をひたひたと満たしており)どんなものでも通り抜けてしまう...光の媒体ではないものの、これこそスペースオペラに登場するエーテルそのものとは言えまいか?
熱線砲[ねっせん・ほう](参考)
名前だけを見ると、赤外線などの「光としては比較的長波長」のものを指すようにも思えるが、大抵の場合「青白いビームがほとばしる」ことになっており、かなり雑多な波長が混ざっているようである。
惑星パトロールの船を見掛けて即応戦する船よりも、何もしないで全力で逃げ出す方がよりクレバーで手強い海賊なのだろう。
熱力学の第二法則[ねつりきがく・の・だいに・ほうそく](参考)
脳[のう](参考)
もしくは、背中の2本には足用のポートを割り当てているという可能性も高い。この場合歩行は半自動となり、教授自身から見ると一種の動力付きの「輿」に乗っかっているような感覚であると想像される。
ノーチラス号[のーちらす・ごう](海底2万マイル)
ノーチラス号というキャラクタが持っている「輝き」だけを取り出して冒険小説に移植したのが押川春浪の「海底軍艦」である。ここにはノーチラス号が持っている「復讐の兵器という影の面」はほとんど見られない。しかし、これがために明朗な構造の冒険活劇として成功しているとも言えるだろう。
一方、我々に馴染深い東宝映画版「海底軍艦」の方は、押川春浪の原作に登場する「電光艇」のイメージを更に100倍くらい拡大して特撮戦争映画に移植---押川版のイメージを通過---したものではなく、むしろ押川版(原作)をバイパスした---ノーチラス号+空飛ぶ戦闘艦(こちらもベルヌ作品)のストレートな子孫というべきキャラクターであり、ためにスーパーメカ振りはより際立ったものになっている。
言うまでもなく、本作の成功は何と言ってもノーチラス号というメカニックの魅力によるところが大きい。「海底2万マイル」は世界最初のメカニック小説と言ってもよいであろう。
何回も映像化されているが、何と言ってもディズニープロダクションによる映画が最高傑作である。
ノヴァ[のう”ぁ](透明惑星危機一髪)
艦内の全ての動力は電気でまかなわれ、世界中のあらゆる海域に出動可能である。また深海に耐える強度を持った船体とスパイクのように尖った艦首(ラム)による体当たり攻撃が可能で、どんな頑丈な軍艦も一撃で撃沈可能である。
また制作年代を反映して「平和国家を目指す日本」が所々で強調されており、これがかえって「海底軍艦:轟天号」にノーチラス号同様の陰の面(太平洋戦争の続き---一種の復讐のために作られた)を持たせることになっている。元々轟天号はV号兵器(ヴ1号?)なのだ。
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こうした点からも、東宝映画版「海底軍艦」はキャラクターのみならずストーリーも「海底2万マイル」の血を見かけよりもずっと濃く受け継いでいるとは言えまいか?
これに登場するノーチラス号のデザインは特に人気があり、特撮メカニック・デザインのスタンダード(お手本)の一つと言って良い。
なぜか地下に埋没した出口の無い大ドックで建造された。「地下鉄の電車」でさえ出口を考えると悩んじゃうというのに、一体何故宇宙船を地下で作ったのか?...の答えは読んでのお楽しみ。